2024.10.19
新刊のお知らせ
『絵本の「言葉と絵」を読む』
10月の新刊は『絵本の「言葉と絵」を読む』です。
川端有子 訳
先行の絵本研究をもとに、エコロジーの概念や機能文法の用語などを用いて「言葉」と「絵」の相互作用を読み解く一冊。アンソニー・ブラウン、ジョン・バーニンガム、アルバーグ夫妻など、20世紀後半に高く評価された作家による絵本をさまざまな視点から分析し、絵本という自由で可能性に満ちた表現形式について考える。
(出版社HPより)
2024.9.21
新刊のお知らせ
『ひとつだけ守りたいもの』
9月の新刊は、Solaスタッフの佐藤淑子が翻訳を担当した『ひとつだけ守りたいもの』です。
ロバート・セーヘン 絵
佐藤淑子 訳
家が火事になって1つだけもちだせるなら何を選ぶか、という先生の問いかけと子どもたちの語りですすむ物語詩。みんなが活発に発言し、意見を交わしながらそれぞれに考えを深めていく様子が生き生きと描かれる。韓国の伝統的な定型詩をベースに綴られた詩と印象的なモノクロのイラストがつくりあげる独特の世界が心に残る1冊。
(出版社HPより)
2024.8.24
夏の科学遊び講座「びゅんびゅんゴマはなぜまわる?」が開催されました
2024年8月2日(金)に新座市立中央図書館にて、
夏の科学遊び講座「びゅんびゅんゴマはなぜまわる?」が開催されました。
いろいろなコマを見たり、自分で作ってみたりして「重心」について考えた後、コマとはちょっとちがう原理(慣性と紐の撚り)で回り続けるびゅんびゅんゴマについても考えます。
ガチャガチャのカプセルを使ったびゅんびゅんゴマを作ります。
2024.8.24
夏の工作ワークショップ「かげのカードをつくろう」が開催されました
2024年8月20日(火)に新座市立中央図書館にて、
夏の工作ワークショップ「かげのカードをつくろう」が開催されました。
講師は
『かげとあそぼう』
『かたちとあそぼう』
の作者むらかみひとみさんです。
ワークショップのようすをご紹介します。
折り紙にひとのかたちの型紙をうつして切ります。
ふたつに折った画用紙にはって、かげのついたカードに仕上げます。
2024.7.27
『あしたの動物園 熊本市動植物園のおはなし』原画展のお知らせ
絵本『あしたの動物園 熊本市動植物園のおはなし』(野坂悦子作 いたやさとし画 玉川大学出版部)
の原画展が8月に京都・きんだあぎゃらりいで開催されます。
きんだあぎゃらりい企画 いたやさとし『あしたの動物園』絵本原画展
いたやさとし 画
2016年4月、熊本をおそった大地震。動物園も大きな被害をうけ、休園となってしまいます。そのとき飼育員のセイさんの頭にうかんできたのは、ある光景でした……。動物園の復活までの日々をひとりの飼育員の目をとおして描きながら、いまある命、そして未来の命を守る大切さを伝えます。「未来への記憶」シリーズ第4弾。
(出版社HPより引用)
2024.7.27
新刊のお知らせ
7月の新刊2点と、9月の新刊1点をご紹介します。
『かげとあそぼう』
むらかみひとみさんの「あそぼう絵本」シリーズ『かげとあそぼう』です
男の子、女の子、猫3匹、犬1匹。1人の影、2人の影、1匹の影、勢揃いの影……組みあわせやポーズしだいで、影は顔やゾウやかいぶつにも見える! 表紙の横開きから見返しを経てくるりと回転縦開き。上下に回しながら影遊びを楽しんでください。真っ黒な影とのコントラストを楽しむ「切り絵」の絵本。巻末に「作り方」を紹介。
(出版社HPより引用)
『かたちとあそぼう』
同じく「あそぼう絵本」シリーズ『かたちとあそぼう』です
3つの正方形の1つが三角に、1つが棒に、1つが小さい四角に形を変えます。三角は森の木に、棒は家、小さい四角はチョウに変身! ばらばらになった形がみんな集まって、人の顔やライオンに! たくさん遊んだらもとの正方形にもどります。シンプルな色と形の組みあわせを楽しむ「切り絵」の絵本。巻末に「作り方」を紹介。
(出版社HPより引用)
『ひとつだけ守りたいもの』
Solaスタッフの佐藤淑子が翻訳を担当した『ひとつだけ守りたいもの』です。こちらは9月の新刊です。
2024.6.22
Sola1冊の本プロジェクトからむらかみひとみさんの「あそぼう絵本」が巣立ちました。
Sola1冊の本プロジェクトから
むらかみひとみさんの「あそぼう絵本」が巣立ちました。
『かたちとあそぼう』『かげとあそぼう』(玉川大学出版部)
*チラシご参照ください。
Sola1冊の本プロジェクトとは
2004年に「本作り空Sola」を立ち上げ、今年で20年。
2015年4月から隔月で「Sola1冊の本プロジェクト」という小さな集まりを続けています。
ここしばらくはオンラインミーティングですが、来年からは対面もと考えています。
ゆっくりとした歩みでもうしばらくできるかな……と思っています。
メンバーは、翻訳者、画家、作家、学校司書、公共図書館司書、編集者など十数名。
毎回、検討事項を決めて担当者が発表したり、ゲストスピーカーを招いてお話を聞いたり
児童書や絵本の企画を検討したり、そのほか読書会などもおこなっています。
手軽でかんたん! なのに本格的。切って、はって、おして、刷って……。「切り紙」「スタンプ」「版画」3つの技法のガイドブックです。
(出版社HPより)
太陽や電気の「ひかり」、自分やものの「かげ」をテーマに、作品をつくりながら楽しむ本。「切り絵」「版画」、工作が苦手でも取り組みやすい「写真」の技法を使ってあそぶ。切るところ・彫るところと残すところによって、ひかりとかげの表現が変わってきます。技法を組み合わせ、いままでにはない作品をつくりましょう。
(出版社HPより)
2024.6.22
『子どもの読書を考える事典』(汐﨑順子編 朝倉書店)作り手から読み手へ
教文館ナルニア国で編集チームのメンバー5人と話をする機会をいただきました。
日時:2024年7月30日(火)18時~19時半
会場:教文館9階ナルニア国店内
*チラシご参照ください。
*後半は参加者と同じ地平で語りあう場にしたいと思っています。
お時間あればどうぞご参加ください。
「つくる」「読む」「つなぐ」の観点から子どもの読書に関する理論と実践をまとめた事典。見開き2~6ページの項目読み切り形式。現場を熟知している編者・執筆陣で,図書館や司書,子どもの読書にかかわる研究者が本当に役立つレファレンス。〔内容〕つくる(子どもの本の歴史/子どもの本をとりまく力/子どもの本をつくる/子どもの本のいろいろ/子どもの本の広がり),読む(子どもの読みの変化/子どもの読書の現在),つなぐ(つなぐ場と人/つなぐ方法),巻末資料
2024.6.22
本作り空スタッフ、絵本翻訳デビュー!
本作り空スタッフくまがいじゅんこが、絵本翻訳デビューしました。
『いやっ!といえないノニ』
ジュヌヴィエーヴ・コテ 絵
くまがいじゅんこ 訳
『こぶたのルーファス がっこうへいく』
バレリー・ゴルバチョフ 絵
くまがいじゅんこ 訳
2024.6.22
新刊のお知らせ
新刊4点をご紹介します。
『ようこそ じごくへ』
「未来への記憶」シリーズ第5弾『ようこそ じごくへ』です
100%ORANGE 絵
人は生きているときにわるいことをすると、死んだら地獄におちるといわれています。地獄なんてない、という人もいますが、ほんとうにそうでしょうか。12世紀の日本でうまれた絵巻『地獄草紙』から想像をふくらませて現代によみがえった地獄をめぐり、地獄とはなんなのか考えてみましょう。「未来への記憶」シリーズ第5弾。
(出版社HPより引用)
『オラレ!タコスクィーン』
ステフは13歳。メキシコ系移民の両親は過保護すぎるし、意地悪をいってくる幼なじみも悩みの種だ。でもステフには気の合う友だちがいるし、大好きな美術だってある! 友だちや家族との関係に悩みながら自立に向かって歩みはじめる思春期の少女の成長を、温かい眼差しで描いた物語。
(出版社HPより引用)
『いやっ!といえないノニ』
ジュヌヴィエーヴ・コテ 絵
くまがいじゅんこ 訳
自分の気持ち、つたえよう。「いやっ!」といっても大丈夫だよ。
しっかり者だけど、本当はいやなときも「いやだ」といえないノニ。そのせいで、友だちのスージーに髪を切られたり、ベッドをとられたり。とうとう我慢できなくなって、勇気をふりしぼり「いやっ!」といったところ――。うまく気持ちをつたえられない子どもの心に寄り添いながら、いやなときは「いやだ」といっても大丈夫だと励まし、ときには主張することの大切さを教えてくれる1冊。カナダ発、やさしいタッチの絵も魅力の絵本。
友だちとのかかわりが増えはじめる年齢の子どもに読んであげたい1冊。
(出版社HPより引用)
『こぶたのルーファス がっこうへいく』
バレリー・ゴルバチョフ 絵
くまがいじゅんこ 訳
学校ってどんなところ? こぶたのルーファスがおしえてくれます!
こぶたのルーファスが活躍するアメリカの人気絵本の登場です。ルーファスは、お気に入りの絵本が読めるようになりたくて、学校へ行こうと思いたちます。かばんやおべんとうばこなど、必要なものを用意しては、校長先生に学校へいれてほしいとたのみますが、先生は毎回、こぶたはあんなことやこんなことをするから学校へはいれられない、といって、入学を許してくれません。ところが、ルーファスが学校へ通いたいのは、文字が読めるようになりたいからだと知ると、「だったらはなしはべつだ!」といって、教室へ案内してくれました。ルーファスは文字や数を習ったり、お話を聞いたり、学校生活を満喫します。
こぶたと校長先生のクスリと笑えるやりとりが繰り返され、楽しく読みすすめられる絵本です。学校へいきたいルーファスが、小さな体に大きすぎるかばんを背負い、校長先生にたのみにいく姿は、かわいらしくもユーモラス。ゴルバチョフ描くこぶたに思わず頬がゆるみます。かばんも持っています、おべんとうばこも持っています、だから学校にいれてください、というルーファスに、「それはかんけいない」とそっけなかった校長先生ですが、「本が読めるようになりたい」というルーファスの言葉を聞くと一転、入学を許可してくれます。読者の子どもたちは、ホッとしてうれしくなることでしょう。そして、学校ですごすルーファスと子どもたちの楽しそうなこと! 絵からも文からも、温かい雰囲気がつたわってきます。ルーファスのように学校へ行ってみたいと思えてくる絵本で、これから入学する園児さんへの読み聞かせにもおすすめ。入学を心待ちにしながら読んでほしい1冊です。
(出版社HPより引用)
2024.5.18
新刊のお知らせ
新刊をご紹介します。
『北緯44度 浩太の夏 ぼくらは戦争を知らなかった』
ゆの 絵
2020年から2021年にかけて17回にわたり
SolaのWebサイトで連載した有島希音さんの「海が語ること」。
加筆修正を経て『北緯44度 浩太の夏 ぼくらは戦争を知らなかった』(岩崎書店)
として刊行されました。
ぜひ手にとってご覧ください。
「戦争なんてぜんぜん関係ないと思ってた」北海道の西北、日本海に面する小平町。
小学5年の浩太たちは、町のふしぎを調べる中で、終戦直後の町で起きた悲しい事実を知る。
(出版社HPより引用)
2024.3.16
自費出版第6弾「ははそはの記 母えんねの生涯」
Solaで研究書や翻訳をご一緒してきた川端有子さんのお母さま、川端春枝さんの本ができました。
川端春枝さんが、母親・佐野えんねさんの生涯を綴った作品で、Sola6冊目の自費出版となります。
川端さんは1935年に哲学者の父佐野一彦とドイツ語学者・翻訳家の母佐野えんねの長女として生まれ、京都大学文学部を卒業、1996年にドイツで生まれ育った母親が来日するまでを綴った『旅立つまでの旅 母がいたドイツ』(御茶の水書房)を出版しました。本書はその続編にあたります。
題字は春枝さんの夫・川端善明さんが、カバーデザインは娘の川端咲子さんによるものです。カバーの背景に使用されているのは、えんねさんの着物地。家族の記憶といえる作品に仕上がっていると感じています。
自費出版のため、購入を希望される場合は、Solaまでご一報ください。
Emaii:sola1219@icloud.com
ファクシミリ:048-480-3202
電話:048-480-3201
2024.3.16
新刊のお知らせ
新刊3点をご紹介します。
『川の楽しさと防災』
「川の科学ずかん」シリーズ(全3巻)の第3巻『川の楽しさと防災』です。
川について科学的な視点から多角的に学べるシリーズ。川はどのようにしてできるのか、川にはどのようなはたらきがあるのか、などをとりあげています。川魚のキャラクターが楽しく学ぶ手助けをしています。第3巻では、川であそぶときに注意すべき点や川の水害をふせぐためにとられている対策などを、イラストと写真つきでわかりやすく解説します。
(出版社HPより引用)
『大雨・台風・大雪・竜巻・獣害』
「日本防災ずかん」シリーズ(全4巻)の第3巻『大雨・台風・大雪・竜巻・獣害』です。
自分は災害にあうはずがないと思っていませんか? 日本は災害大国といわれ、世界でも自然災害が多い国です。「日本防災ずかん」は、防災を自分のこととして受けとめ、命と生活をどう守るかをひとりひとりが考えて行動するためのシリーズ。3巻では、空気と水にかかわる現象が原因でおきる気象災害のしくみと、どのような被害がもたらされるかをさぐります。気象災害からどう命を守るかを考えるワーク、手づくり雨量計の実験つき。
『自助・共助・公助・応急・支援』
「日本防災ずかん」シリーズ(全4巻)の第4巻『自助・共助・公助・応急・支援』です。
自分は災害にあうはずがないと思っていませんか? 日本は災害大国といわれ、世界でも自然災害が多い国です。「日本防災ずかん」は、防災を自分のこととして受けとめ、命と生活をどう守るかをひとりひとりが考えて行動するためのシリーズ。第4巻では、災害を生きのびるために、そなえる時期、発生・避難時期、復興時期の3つにわけてさぐります。タイムライン、災害用伝言ダイヤル、応急手当についてのワーク、読書案内つき。
2024.3.16
『そんなこともしらないの?』が「えほん50」と「北海道指定図書読書感想文コンクール(低学年)」指定図書に選定されました
『そんなこともしらないの?』が、
SLA(全国学校図書館協議会)主催の「えほん50」と、
「北海道指定図書読書感想文コンクール(低学年)」指定図書に選定されました。
2024「えほん50」
https://www.j-sla.or.jp/recommend/2023-1.html
「2024年第50回北海道指定図書読書感想文コンクール(低学年)」指定図書
http://sla.gr.jp/~hokkaido-sla/pdf/2024_shitei.pdf
北海道学校図書館協会
『そんなこともしらないの?』
ウソの情報にだまされて大パニックのサカナたちをユーモラスに描き、フェイクニュースに動揺する社会を風刺した韓国の人気絵本。