企画・編集・制作工房 株式会社本作り空 Sola
 

 

2020.12.19

「ハチドリの歌」増刷!


 
本作り空Sola自費出版第1号(初版:2013年12月)の
『ハチドリの歌』が増刷されました。
第22回日本自費出版文化賞特別賞受賞記念です。
ISBNと頒価(1,200円+税)も入れました。
  
 
「10話の短編から成る童話集で、子どもたちに伝えたい、読んでもらいたいという思いがあふれている。(中略)通算17年間ブラジルで暮らした体験を生かし、現地で見たことや感動したことを子どもたちに伝えようとまとめた一冊。絵もとても素敵な童話集だ」
(中山千夏先生のご講評から。自費出版年鑑2019から抜粋引用)
 
 
 
 

松田潤治郎 作
むらかみひとみ 画
本作り空
 

 

 

 

2020.11.21

新刊のお知らせ


 
2020年11月の新刊を4冊ご紹介します。
 
1冊目は『あたしは花(ホア)ムーラン』です。

 
 

 
チン・ウェンチュン 著
中由美子 訳
ユイ・ロン 絵
樹立社

  

  • 絵本の美しさ、楽しさ、心をくすぐる愛おしさがすべて詰め込まれた仕掛け絵本です。静かで穏やかな山村の風景から、荒々しい山地での勇壮な戦いもダイナミックに描かれた、まさにことばと絵の競演です。中国では有名な古謡、花ムーランに憧れる少女が、そっと私たちに語りかけてくれる想像の世界がある一方で、現代の彼女の都会暮らしもきちんと描かれているなど、幾重にもかさなる重層的な音楽のような絵本とも言えます。

 

  • チン・ウェンチュン(秦文君)
  • 上海生まれ。小学校教師を経て編集者に。1981年に処女作を
  • 発表後ずっと書き続けている。幼年向けから『十六歳の少女』
  • まで作品多数。70もの児童文学賞や作家賞を受賞。多くの作品
  • がテレビドラマや映画にもなり、子どもたちに愛されている。
  • 邦訳に『シャンハイ・ボーイ チア・リ君』(岩崎書店)がある。

 

  • ユイ・ロン(郁蓉)
  • 1998年英国のRoyal College of Artに留学。クェンティン・
  • ブレイクに師事。代表作『雲のような八哥鳥』はBIBの第
  • 24回金のりんご賞を受賞。現在はドイツ人の夫、3人の子
  • ども、1匹のジャーマン・スパニエルと、英国ケンブリッジ
  • の田園地帯に在住。邦訳に『雲のような八哥鳥』(ワールド
  • ライブラリー)『がーこちゃん あそぼ』(徳間書店)がある。  

  

  • 由美子(なか・ゆみこ)
  • 長崎市に生まれる。縁あって中国語を学び、中国の児童文学と
  • 幸せな出会いをして現在に至る。著書に『中国の児童文学』
  • (久山社)、訳書に『青銅とひまわり』『ともだちになった 
  • ミーとチュー』『木の耳』『たのしい森をさがして』『ゆめみる
  • へや』(以上、樹立社)、『絵本西遊記』『よあけまで』『京劇が消えた
  • 日』『火城 燃える町1938』『父さんたちが生きた日々』『海のなか
  • をはしった日』(童心社)、『学校がなくなった日』(素人社)ほか。

  
 
 
 
2冊目は『くらやみきんしの国』です。
 
 

 
エミリー・ハワース=ブース 作
おおつかのりこ 訳
あかね書房
 
  • くらやみがこわい王さまは、国じゅうのくらやみを禁止しました。大臣は、みんなが逆らわないように、くらやみが悪だと宣伝します。それを信じたみんなは明るい毎日に大よろこび。あかりを消すと警察がくることも。やがてみんなはねむくなり、あかりがいやになってきます。大臣たちは楽しい花火パーティーでごまかしますが、くらやみがないと花火は見えません!おかしなさわぎをユーモラスに描いたちょっぴりこわいゆかいな絵本。(出版社HPより)

 
  
 
 
 
3冊目は『学校司書おすすめ! 小学校学年別知識読みもの240』です。
 
 

福岡淳子、金澤磨樹子 編
少年写真新聞社
 
 
  • 子どもたちを知の世界へと導くため、現役の小学校司書7人がおもしろく上質な知識の本を厳選。自然科学、社会科学、伝記などを対象に各学年40冊ずつを詳しく紹介。子どもの読書能力向上のため、学校図書館が蔵書にすべき「知識の読みもの」推薦リストの決定版。
 
 
  
 

4冊目は『権利をくわしく知ろう 法律編』です。
学校で知っておきたい知的財産権シリーズ第二弾です。
 
 
 

おおつかのりこ  
藤原ヒロコ  
汐文社
 
 
  • 著作権や特許権、商標権、意匠権など創作活動の成果を保護するための権利の総称である知的財産権。本シリーズでは子どもにもわかるような身近な話題を解説。第2巻では知的財産が法律でどのように定められているかを説明。

 

 

2020.10.24

むらかみひとみさん「食品トレーでつくるスタンプ絵本」公開中


ボローニャ展関連企画として、むらかみひとみさんによるワークショップ動画が公開されています。
 
むらかみひとみ 食品トレーでつくるスタンプ絵本

 

 
 
 
また、2020年9月2日(水)から10月25日(日)まで、
むらかみひとみさんのちいさな版画展「どうぶつたち」が開催されています。
 
 

 
 
 
 
 
 
イタリアごはんとおやつ curari
東京都板橋区赤塚2-9-12香取ビル1F
Tel 03 4283 0715
https://www.instagram.com/oyatsu.curari/?hl=ja
 
 
 
 

『つくろう! あそぼう! ひかりとかげ』
『つくろう! あそぼう! かたちともよう』
むらかみひとみ 作
玉川大学出版部
 

 

2020.10.24

新刊のお知らせ


 
2020年10月の新刊『ピープショー のぞきからくり』をご紹介します。

 
 

 
吉田稔美 著
玉川大学出版部

 

  • 「ピープショー」は17世紀末にヨーロッパで遠近法を広めるために考案された光学おもちゃ。内側に絵が描かれた箱に開けた小さな穴を片目でのぞくと、絞り効果で中の絵が奥行きを伴って立体的に見え、不思議な体験が味わえた。その歴史と仕組みを多数の図版を使って紹介。(出版社HPより)

  
 
また、著者による出版記念個展も開催されます。
 
 

 

 

  • アナログ3Dの覗くしかけ絵本<ピープショー>を作りはじめて20年、
    あまり知られていないこの不思議な面白さを、印刷美術に関わるイラストレーターとして
    多角的に紹介した本「ピープショー のぞきからくり」が出来ました。
    「紙絵遊びの文化シリーズ」として、玉川大学出版部より10月に刊行されたばかりです。
    平面と立体を行き来する楽しい世界を、そっと、覗きに来てください。
    中にはいれる大型の覗きものも体験できます。
    絵本原画やイラストレーション作品もあわせて展示販売します。
  • (ギャラリーHPより)

 
https://www.gallery-h-maya.com/schedule/27033/
 

 

2020.10.24

新刊のお知らせ


 
2020年10月の新刊『知的財産ってなんだろう? 基本編』をご紹介します。
 
「学校で知っておきたい知的財産権」シリーズの第一弾です。
 
 
 
 

 
おおつかのりこ 文
藤原ヒロコ 絵
汐文社

 

  • 著作権や特許権、商標権、意匠権など創作活動の成果を保護するための権利の総称である知的財産権。本シリーズでは子どもにもわかるような身近な話題を解説。第1巻では暮らしの中のどんな知財がどんな権利で守られているかを説明。(出版社HPより)

 
 
 

 

2020.9.19

むらかみひとみさんのちいさな版画展「どうぶつたち」開催中


 
2020年9月2日(水)から10月25日(日)まで、
むらかみひとみさんのちいさな版画展「どうぶつたち」が開催されています。
 

 
 
 
 

 
 
イタリアごはんとおやつ curari
東京都板橋区赤塚2-9-12香取ビル1F
Tel 03 4283 0715
https://www.instagram.com/oyatsu.curari/?hl=ja
 

 

2020.9.19

「まきばへ」絵本原画展が開催されます


 
『まきばへ』の出版を記念して10月に青猫書房にて原画展を開催します。
*オリジナルポストカードも販売します。
 
 
 

 
 
 
  

 
 
 
すがぬまみつこ
『まきばへ』(本作り空Sola刊)絵本原画展
10月7日(水)~10月19日(月)
11時~19時(日曜のみ17時まで・火曜定休)
 
青猫書房
〒115-0045 東京都北区赤羽2-28-8 TimberHouse 1F
Tel 03-3901-4080
https://aoneko-shobou.jp/index.html
 
JR赤羽駅 北改札東口から徒歩10分
東京メトロ南北線 赤羽岩淵駅1番出口から徒歩10分
 

 
 
 

 
すがぬまみつこ 絵・文

 
美しいまきばの四季と子どもたちを描いた絵本ができました。
作者はすがぬまみつこ(菅沼満子)さん。
 
 
1937年、浜松に生まれる。美術を学び、愛知県の山奥や東京都の小学校で子どもと絵に関わる仕事をする。山と旅を愛し、ザックにスケッチブックを携えて、スイス、イタリア、スペイン、フランス、ネパール、チベットなどを歩き、個展、グループ展で水彩画の作品を発表。現在は八ヶ岳南麓のアトリエで制作を続けている。2003年、画文集『わたしのロマネスク』(書肆楽々)を出版。2006年、ボローニャ国際絵本原画展入選。
2013年より「フィールド科学の入口」(玉川大学出版部)全10巻の装画を担当。日本山岳会会員。
 

 

2020.9.19

展覧会を開催しました「さんぽのねいろ」


 
青猫書房(東京・赤羽)にて、9月2日から9月14日まで、
ごうだようすけさんとたかはしちひろさんによる、
ボローニャ展関連企画「さんぽのねいろ」が開催されました。 
 
 

 
 
 

展覧会の様子を写真でご紹介します。
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
青猫書房
〒115-0045 東京都北区赤羽2-28-8 TimberHouse 1F
Tel 03-3901-4080
https://aoneko-shobou.jp/index.html
 
JR赤羽駅 北改札東口から徒歩10分
東京メトロ南北線 赤羽岩淵駅1番出口から徒歩10分
 

 

2020.9.19

新刊のお知らせ


 
2020年9月の新刊をご紹介します。
 
 
 
1冊目は『死について考える本』です。
 
 

 
メリー=エレン・ウィルコックス 作
おおつかのりこ 訳
あかね書房

 

  • どうしてわたしたちは死ぬのか? 死んだらどうなるのか? 子どもたちのだれもが抱くであろう「死」にたいする疑問。本書はその問いに正面からむきあった画期的な一冊だ。自然科学の面から、また世界各地の文化と宗教の面から死をみつめ、生と死についての考えを深めることができる。一般に話すことがさけられがちな「死」だが、そのセンシティブなテーマを、豊富な写真とともにさまざまな角度からとりあげた意欲作。(出版社HPより)

 
 
 
 
 
2冊目は『算数ずかん』です。
 
 

 
鈴木晋一 監修
小川真理子、原田佐和子、森裕美子 著
のだよしこ 絵
あかね書房
 
 
  • じつはきみたちの毎日は算数だらけ。何時に起きれば遅刻しないかな?なんて考えたら、きみはもう「算数」をしている。算数をつかって楽しむことをおぼえたら、あたりまえの生活がもっと楽しくなって、未来のことまで見えてくる。少し未来の地球で開催されている「宇宙博覧会」を地球人の女の子・みらいといっしょにまわりながら、算数の世界をのぞいてみよう。学校でならう算数をイラストとともに楽しく伝える算数図鑑の決定版!(出版社HPより)
 
 

 

2020.8.22

新刊のお知らせ


 
2020年8月の新刊をご紹介します。
 
 
「苦しいめにあった人たちとその子孫にささげる」

 
中国児童文学を代表する作家、曹文軒の『青銅とひまわり』です。
 
 

 
曹文軒 作
中由美子 訳
樹立社

 

  • 心やさしい少女ひまわりと、声をなくした少年青銅(チントン)の物語。大川とアシ原に囲まれた農村を舞台に、貧しくも深い愛情で結ばれた家族がひたむきに生きる姿を、詩情あふれる描写でつづる。中国児童文学を代表する作家、曹文軒の傑作。

 
 
 

 

2020.8.22

玉川百科 こども博物誌』シリーズの紹介記事が掲載されました


 
「教文館」ナルニア国日記にて、『玉川百科 こども博物誌』シリーズの紹介記事が掲載されました。
 
ベスト👍「玉川百科 こども博物誌 全12巻」
 
 
「玉川百科 こども博物誌」とは・・・
  
『こども博物誌』のコンセプトは子供が“ 主体的に学ぶ ”というもので、小学校低学年生から読める興味の入口となる本です。また網羅性より事柄の本質を伝え「調べるため」だけではなく、自分で「読み通す」 ことを目的とし、読んだ後に未知の世界に目をむける気持ちにする構成となっています。(出版社HPより)

 
 

  
 

 

2020.8.22

あしたのための本』シリーズの紹介記事が掲載されました


 
「教文館」ナルニア国日記にて、『あしたのための本』シリーズの紹介記事が掲載されました。
 
ベスト👍シリーズ「あしたのための本」全4巻
 
 
「あしたのための本」とは・・・
 
40年以上まえにスペインで出版されたシリーズが、新しい絵本でよみがえりました。4つのテーマから社会のしくみをわかりやすく解説し、巻末には専門家によるオリジナルコラムを掲載。いまの日本にも通用するたいせつなことを子どもたちに気づかせてくれます。
 

 
 

 

プランテルグループ 作
マルタ・ピニャ 絵
宇野和美 訳
あかね書房

 

  • 民主主義っていったいなんだろう? 誰もが抱くそんな疑問に答えるべく、政党、選挙、投票、政府といった民主主義のしくみを、本書では遊びにたとえてわかりやすく説明している。民主主義の世のなかではなにがたいせつなのか、自分たちがするべきことはなんなのか、民主主義の社会は誰が動かしていくのか。巻末には、政治学者・宇野重規氏によるオリジナルコラムを掲載。若い読者に自ら考えることを誘いかけるスペイン発の社会絵本。(出版社HPより)

 
 
 
 
 
 

プランテルグループ 作
ミケル・カサル 絵
宇野和美 訳
あかね書房
 
  • 独裁とは、誰かひとりがなにもかもをきめてしまうこと。本書では独裁者が支配する社会のおそろしさを、暗くならないようポップで明るい絵柄とともに説明している。人びとが自由でいられない独裁社会とはいったいどんな世界なのか、独裁者とはどんな人物のことなのか、独裁の世はどうやって終わるのか。巻末には、社会学者・佐藤卓己氏によるオリジナルコラムを掲載。(出版社HPより抜粋)
 
 
 
 
プランテルグループ 作
ジュアン・ネグレスコロール 絵
宇野和美 訳
あかね書房
 
  • お金持ちの家やびんぼうな家があるように、日本にも社会格差はある。本書では上流階級、中産階級、労働者階級という3つの階級について、それぞれの特徴が明るいイラストでこまかに描かれ説明されている。なぜおなじ人間なのに格差ができてしまうのだろうか、社会格差がない世界はあるのだろうか。巻末には、社会学者・橋本健二氏によるオリジナルコラムを掲載。(出版社HPより抜粋)
 
 
 
プランテルグループ 作
ルシ・グティエレス 絵
宇野和美 訳
あかね書房
  
  • 女と男は体のつくりがちがう。でも、それ以外にもちがうところがあるように思える。本書では、男女のちがいはいったいどうして、どこからくるのかをユニークなイラストとともに説明している。男のほうが女よりえらいなんてことはあるのだろうか、女と男が平等な社会とはどんな世のなかだろうか。巻末には、社会学者・金野美奈子氏によるオリジナルコラムを掲載。(出版社HPより抜粋)

 

2020.7.25

『空猫アラベラ』書評掲載


 
『空猫アラベラ』の書評が掲載されました。
 
 

『女性のひろば』2020年8月号 No.498 

 
 
 

 
 
 
  
 
  
アティ・シーヘンベーク・ファン・フーケロム作
野坂悦子訳
発行:本作り空Sola
 
15㎝×11㎝/112p/オールカラー
定価:本体1,200円+税

 
 

アラベラは、8年も猫天国で暮らしている「空猫」です。
あるときアラベラは飼い主のおばさんにどうしても会いたくなり
「宇宙カゴ」に乗っておばさんのもとへ向かいました。
おばさんにはアラベラの姿は見えませんが、猫たちには見えるのです……
 
「死んだ猫アラベラ」とおばさんと近所の猫たちが織りなす
ちょっととぼけた味わいのあるキュートな物語。

 

 

2020.7.25

『トゥートゥルとふしぎな友だち』シリーズ 書評掲載


 
『トゥートゥルとふしぎな友だち』シリーズの書評が掲載されました。
 
 

『日中友好新聞』2020年7月15日 

 
 

 
 
 
 
 『 虹の図書室』2020年 第19号(通巻39号)

 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
湯湯 作
髙野素子 訳
平澤 朋子  
あかね書房

 

  • 7歳のトゥートゥルはお正月に村にたつしばいが大すき。池のほとりのやなぎの木から見物していると、池の上で舞台のまねをするふしぎな女の子ルールーと出会いました。ふたりはすぐになかよくなって、毎晩いっしょにしばいを楽しむようになりますが……。語り部・湯湯が現代版「聊斎志異」ともいえるやさしく深い物語を紡ぎます。小さな村を舞台に、少女トゥートゥルがふしぎな友だちと織りなす中国うまれのファンタジー、第1弾!(出版社HPより)
 
 
 
湯湯 作
髙野素子 訳
平澤朋子 絵
あかね書房

 

  • 小学3年生のトゥートゥルは、あるとき友だち4人と大げんか。するとプゥじいさんというふしぎなおじいさんがあらわれて、腹がたたなくなる方法を教えてくれました。いわれたとおりみんなのひどい似顔絵をかいたら、つぎの日4人とも学校にこなくて…。語り部・湯湯が現代版「聊斎志異」ともいえるやさしく深い物語を紡ぎます。小さな村を舞台に、少女トゥートゥルがふしぎな友だちと織りなす中国うまれのファンタジー、第2弾!(出版社HPより)
  
 
  
 
湯湯 作
髙野素子 訳
平澤朋子 絵
あかね書房

 

  • 小学生のトゥートゥルは、村のみんなからこわがられている藍ばあさんからお話をきかせてもらうようになります。藍ばあさんが語るのは、泣き虫で心やさしい水の精のお話。水の精は、かれた湖の水が再び満ちるのを100年以上もまっているといいますが…。語り部・湯湯が現代版「聊斎志異」ともいえる切なく深い物語を紡ぎます。小さな村を舞台に、少女トゥートゥルがふしぎな友だちと織りなす中国うまれのファンタジー、第3弾!(出版社HPより)

 
 

 
かわいいセット箱つき

 

2020.6.27

自費出版第5弾「まきばへ」


 
 

 
すがぬまみつこ 絵・文

 
美しいまきばの四季と子どもたちを描いた絵本ができました。
作者はすがぬまみつこ(菅沼満子)さん。
 
 
1937年、浜松に生まれる。美術を学び、愛知県の山奥や東京都の小学校で子どもと絵に関わる仕事をする。山と旅を愛し、ザックにスケッチブックを携えて、スイス、イタリア、スペイン、フランス、ネパール、チベットなどを歩き、個展、グループ展で水彩画の作品を発表。現在は八ヶ岳南麓のアトリエで制作を続けている。2003年、画文集『わたしのロマネスク』(書肆楽々)を出版。2006年、ボローニャ国際絵本原画展入選。
2013年より「フィールド科学の入口」(玉川大学出版部)全10巻の装画を担当。日本山岳会会員。
 
 
『まきばへ』の出版を記念して10月に青猫書房にて原画展を開催します。
*オリジナルポストカードも販売します。
 
 
 

 
 
 
  

 
 
 
すがぬまみつこ
『まきばへ』(本作り空Sola刊)絵本原画展
10月7日(水)~10月19日(月)
11時~19時(日曜のみ17時まで・火曜定休)
 
青猫書房
〒115-0045 東京都北区赤羽2-28-8 TimberHouse 1F
Tel 03-3901-4080
https://aoneko-shobou.jp/index.html
 
JR赤羽駅 北改札東口から徒歩10分
東京メトロ南北線 赤羽岩淵駅1番出口から徒歩10分
 

 

2020.6.27

「そもそもオリンピック」原画展のお知らせ


 
2020年7月14日(火)〜 26(日)に『そもそもオリンピック』(2020年2月発行)の原画展が開催されます。
 
 
 

 
 

 

  • 絵本「そもそもオリンピック」(アーサー・ビナード作/スズキコージ画/玉川大学出版部/2020)の原画(出版後初公開)、ペン画などスズキコージの作品を展示いたします。 

 
 
日程:
2020.7.14(火) - 26(日)
11:00 - 20:00(最終日16:00まで)
※20日(月)休廊
 
会場:
「gallery G」
広島市中区上八丁堀4-1
アーバンビューグランドタワー公開空き地内
 
 
 
 
 
 

 

アーサー・ビナード 作
スズキコージ 画
玉川大学出版部

 

  • 1905年春、広島の隣り町、海田町に生まれた織田幹雄を知っていますか? 彼の生い立ちと、すぐれた身体能力と鋭い感覚、そして陸上競技、三段跳びとの出あいから、1928年のオリンピックまでの大活躍を描きます。風とともに一体となって跳べるか──。走って跳ぶわたしたちを、そもそもの始まりから見つめてきた風が語ります。(出版社HPより)

 
 

 

2020.6.27

「学校司書研修ガイドブック」の紹介記事が掲載されました!


 
『学校司書研修ガイドブック』の著者の一人が執筆した紹介記事が、学図研ニュースに掲載されました。
 
 

 

 
 
 

 
学校図書館まなびの会  
玉川大学出版部

 
 

  • 学校図書館にかかわるにあたって理解しておくべき基本から、テーマ別の具体的な研修案までを網羅した司書研修ガイドブックの決定版。学校司書、学校図書館支援センター職員や教員ら現場を知る執筆陣が、教職員と協働できる学校司書を育てるための研修のノウハウを示す。チェックシートやワークシートなどの資料も多数収録。(出版社HPより)

 
 

 

2020.6.27

新刊のお知らせ


 
2020年4月〜5月の新刊を7冊ご紹介します。
 
 
・中国絵本館シリーズ(樹立社)『ゆめみるへや』『たのしい森をさがして』

 

 
ヤン・ホンイン 文
エレーヌ・ルヌヴー 絵
中由美子 訳
樹立社

 

  • じめじめした草むらで、毛虫は思います。花がさきチョウチョがおどるむこう岸へいきたい! 通りかかったチョウチョにたのんでも、連れていってもらえません。でも、毛虫は心のなかで、ずっとゆめみていました。やがて、ゆめみるへやでながいねむりにつき、へやからでてきたとき、毛虫はチョウチョになっていました。ゆめをあきらめないことの大切さを、毛虫がさなぎを経て蝶に生まれかわるようすと絡めて美しく描いた中国の絵本。

 
 
 

 
ヤン・ホンイン 文
エレーヌ・ルヌヴー 絵
中由美子 訳
樹立社

 
 

  • 毎日がつまらないきつね一家は、「たのしい森」をさがしにでかけました。途中で雨宿りにはいったすてきな家はシシオザルの家。きつねパパは屁理屈をならべて、シシオザルを追い出します。きのことりに出かけるうさぎ一家がいれば、追いかけてきのこを横取りします。ところが、欲張りなきつね一家はどくきのこを食べてしまい……。たのしい気持ちはどこから生まれるのだろう――そんなことを考えさせてくれる、中国生まれの人気絵本。

 
 
 
 
『樹上の葉 樹上の花』
 

 
曹文軒 文
水野衛子 訳
樹立社

 

  •  
  • 本邦初訳! 原題『細米(シーミ=)』
    中国は大文化革命時代、大河のあぜにある村に下(か)放(ほう)青年(女子)の梅(メイ・)紋(ウェン)と、村の少年細米との出会い、その両親、細米の学校仲間たち、先生たち、村人との交流描く。
    梅紋は、腕白(わんぱく)だが感受性豊かな細米の彫刻への才能にいち早く気づき伸ばそうとする。
    一方、初恋ともいえる細米の彼女へのいちずな思い。そこから様々な冒険や事件が繰り広げられていく。
    時代の奔流に巻き込まれ、厳しい環境の中。しかし、教師となった梅(メイ・)紋(ウェン)と細米と村の子供たちは、様々な困難に向き合いながらも、心温まる交流の中で成長しあう姿を描き出す。

 
 
 
 
・「フィールド科学の入り口」シリーズより、
『文学の環境を探る』『創造する都市を探る』『災害とアートを探る』
 
 
 

 
野田研一・赤坂憲雄 編
玉川大学出版部
 
  • 人文学研究を環境に視点をおいて再編しようとする「環境人文学」を柱に、フィールドワークとはかかわりがないように思える文学研究を8人の研究者が語る。エコクリティシズム、風景、旅、動物、災害文学、石牟礼道子『苦海浄土』などをキーワードに、フィールドワークによって文学を読み解き、時代の問題を浮き彫りにしてゆく。

 

 
  
 
佐々木雅幸・赤坂憲雄 編
玉川大学出版部
 
  • 政治や経済のフィールドに近く、人類学や社会学のフィールドワークほど理論化も洗練もされていない、都市の研究。7人の研究者が、実践を経て手探りでおこなってきた記録をまとめ、みずからの経験を「創造都市」というあたらしい概念のもとに語る。国内外のさまざまな都市における、観光、食文化、演劇などの題材をあつかう。

 

 
  
 
 
赤坂憲雄 編
玉川大学出版部
 
  • 「災害」と「アート」のフィールドで経験を積んできた7人の研究者が、とくに東日本大震災後のアートとミュージアムのありかたについて語りつくす。福島県立博物館館長でもある編者と災害史研究者の対談にはじまり、各執筆者の生々しい体験をもとに、アートをつうじて災害を伝えていくことの重要性を論じる。

 
 
 
 
・「ヴィクトリア朝の女性キャリア」シリーズより、
『庭園家 ガートルード・ジーキル』
 
 

 
川端有子 著
玉川大学出版部
 
 
  • イングリッシュ・ガーデンの創始者、ガートルード・ジーキルは、イギリスの気候にあった植物をもちいて、絵画を描くように色彩理論にもとづいた花壇設計をした。その庭の美学は、21世紀の現代まで引き継がれている。工芸、刺繍から造園、執筆まで、まだキャリアをもつ女性が少なかった19世紀末の英国において、分野をまたいで活躍したガーデナーの人生を、豊富な図版とともにたどる。「ヴィクトリア朝の女性キャリア」シリーズ第2弾。

 

 

 

2020.5.30

「空猫アラベラ」好評発売中!


 
オランダ発の手のひらサイズの絵本
好評発売中です!
 
 

アティ・シーヘンベーク・ファン・フーケロム作
野坂悦子訳
発行:本作り空Sola
 
15㎝×11㎝/112p/オールカラー
定価:本体1,200円+税

 
 
アラベラは、8年も猫天国で暮らしている「空猫」です。
あるときアラベラは飼い主のおばさんにどうしても会いたくなり
「宇宙カゴ」に乗っておばさんのもとへ向かいました。
おばさんにはアラベラの姿は見えませんが、猫たちには見えるのです……
 
「死んだ猫アラベラ」とおばさんと近所の猫たちが織りなす
ちょっととぼけた味わいのあるキュートな物語。
 
原作の初版は1965年、2001年の復刻版からの翻訳です。
 
軽やかな線とオシャレな色彩の絵と
やわらかい描き文字の小さな1冊を
ぜひ本棚に置いてください。
 
 
 

手のひらサイズです
中身も少しご紹介します

 
 

 
 
  
 
 
  

 
 
 
★ご注文は下記宛てにお願いします。
 
電話:048-480-3201
ファクシミリ:048-480-3202
Emaii:sola1219@icloud.com
 
*送料
2冊まではスマートレター(180円)でお送りします。
同封の振込先に本の代金と送料をご送金ください。
 

 

2020.5.30

「空猫アラベラ」が紹介されました!


 
月刊ねこ新聞 2020年5月号 No.243
 

 

 
 
 
 
公明新聞 2020年5月23日(土曜日)
 

 
 

 

2020.5.30

「空猫アラベラ」の舞台


 
『空猫アラベラ』の舞台になったオランダの写真(撮影:野坂悦子)
をすこしご紹介します。
 
 

 
 
  猫天国から地上にもどってきたアラベラが見つけたのは……
アラベラが住んでいたアパートの近くにある西教会の塔(アムステルダム) 

  
 

 

 
 
 
 
 
 

 
おばさんの引っ越し先(アーメロンゲン) 
オランダ中部にある静かな村

 

 

 
 
 
 
 
 
 

 
 
おばさんが猫の形の雲を見た
引っ越し先の裏の庭

 
  
 
 
 

 
 
アーメロンゲンへ向かうバスの中

 

 

 
 
 
 
 

 

2020.5.30

新コラム「海が語ること」スタートしました!


 
有島希音氏による新コラム「海が語ること」がスタートしました。
 
 
最近、故郷の海を作品に書いた。そこには避けて通れない事実がある。どうにかして、作品に書き込みたかった。でも、どうしても物語からはじかれた。ならば、はじかれっぱなしにしておけないその事実を真正面から書くしかないと思った。
(中略)
社会情勢にまったく疎い私が、苦手の戦争に取り組む。どうなることか。作品は、書いてみなければわからない。予想もつかない人物が急に飛び出してきて、ひっかき回されることがある。あるいは、にっちもさっちもいかなくなって頓挫するか……。
 
とにかく、始めることにする。(イントロダクションより抜粋)
 
ぜひご覧ください。
 

 
  
  
 
 
 

有島希音 作/流亜 絵
岩崎書店
2018年

 

  • 波の穏やかな湾、対岸にすらりと稜線をのばす山。
    北海道南西部の町を舞台に、少女の闇と光を描いた衝撃作。
    母と娘のコラボレーションの記憶。(出版社HPより)

 
 
<著者紹介>
有島希音(ありしま きおん)
教師をしながら、児童文学を書いてきた。北海道生まれ、北海道育ち。冷涼な、乾燥の大地の外には住む自信がない。好きな季節は、初冬。いや、晩秋か。木々がすっかり葉を落とし、観念したように冬を待つ。あの張りつめた短い無の間が好きでたまらない。春になり花が咲き始めるとなんとなく心がざわついて、夏の間はただ息を殺して通り過ぎるのを待つ。秋になって星が冴えてくると、ようやくほっと息をつく。なんだろう。北海道生まれ、のせいばかりじゃない気がする。かといって、寒さに強いかというとそうでもなく無類の寒がりでもある。なんともややこしい。
 
秀吉に強制連行された朝鮮陶工の村を直に見たくて、近くの大学でコリア語を学び始めた。オンラインでの受講に四苦八苦。大学の講義は甘くなかった。2018年に「本作り空Sola」に手がけていただいた作品が、岩崎書店から『それでも人のつもりかな』として出版される。

 

2020.5.30

新コラム「サバイバーの非常食 ロビンソン変形譚こぼればなし」スタートしました!


 
水間千恵氏による新コラム「サバイバーの非常食――ロビンソン変形譚こぼればなし」がスタートしました。
 
 
無人島に流れ着き30年近くも一人で暮らした「ロビンソン・クルーソー」の物語。およそ300年も前にイギリスで出版されたこの小説に触発されて、その後たくさんのサバイバル物語が生みだされてきました。無人島やそれに類した場所でのサバイバル生活を描いたそのような物語群を「ロビンソン変形譚」と呼びます。ここでは、そんなサバイバル物語にしばしば登場する「食べもの」に着目して作品を読んでいきたいと思います。
(イントロダクションより)

 
ぜひご覧ください。
 

 
  
  
 
 
 

水間千恵
玉川大学出版部
2009年

 

  • 9世紀半ばから20世紀半ばのイギリスでは、デフォーの『ロビンソン・クルーソー』の影響のもと、同じプロット、テーマ、状況設定の小説群が数多く生み出された。本書では、「国民国家」「性」といった角度からこれらロビンソン変形譚を論じ、児童文学史上「黄金時代」の文学と社会を考察。子どもの本のイデオロギーを分析する。(出版社HPより)

 
 
<著者紹介>
水間千恵(みずまちえ)
実生活では、家に閉じこもって本を読んでいるのが一番幸せなインドア派。でも、好きなジャンルは、冒険ものとSF・ファンタジー。小学校2年生の時に出会った『ツバメ号とアマゾン号』によって、人生が変わってしまった……ような気がする。少なくとも、現在児童文学に深くかかわっているのは、アマゾン海賊のせい(おかげ?)。「いつか全集を揃える!」という夢はいまだ叶わず。文庫版で新訳が出版された今も、灰色の大型本(色違いのヨット付き)12冊を書棚に並べる日を夢見ながら暮らしている。

 

2020.2.22

「空猫アラベラ」を発売します!


 
オランダ発の手のひらサイズの絵本を発売します!
 
 

アティ・シーヘンベーク・ファン・フーケロム作
野坂悦子訳
発行:本作り空Sola
 
15㎝×11㎝/112p/オールカラー
定価:本体1,200円+税

 
 
アラベラは、8年も猫天国で暮らしている「空猫」です。
あるときアラベラは飼い主のおばさんにどうしても会いたくなり
「宇宙カゴ」に乗っておばさんのもとへ向かいました。
おばさんにはアラベラの姿は見えませんが、猫たちには見えるのです……
 
「死んだ猫アラベラ」とおばさんと近所の猫たちが織りなす
ちょっととぼけた味わいのあるキュートな物語。
 
原作の初版は1965年、2001年の復刻版からの翻訳です。
 
軽やかな線とオシャレな色彩の絵と
やわらかい描き文字の小さな1冊を
ぜひ本棚に置いてください。
 
 
 

手のひらサイズです
中身も少しご紹介します

 
 

 
 
  
 
 
  

 
 
 
★ご注文は下記宛てにお願いします。
*お届けは3月3日以降になります。
 
電話:048-480-3201
ファクシミリ:048-480-3202
Emaii:sola1219@icloud.com
 
*送料
2冊まではスマートレター(180円)でお送りします。
同封の振込先に本の代金と送料をご送金ください。

 

2020.2.22

新刊のお知らせ


 
2020年2月の新刊を2冊ご紹介します。
 
1冊目は『そもそもオリンピック』です!
 

 
アーサー・ビナード 作
スズキコージ 画
玉川大学出版部

 

  • 1905年春、広島の隣り町、海田町に生まれた織田幹雄を知っていますか? 彼の生い立ちと、すぐれた身体能力と鋭い感覚、そして陸上競技、三段跳びとの出あいから、1928年のオリンピックまでの大活躍を描きます。風とともに一体となって跳べるか──。走って跳ぶわたしたちを、そもそもの始まりから見つめてきた風が語ります。(出版社HPより)

 
 
2冊目は「トゥートゥルとふしぎな友だち」の第三弾『精霊のなみだ』です!
 

 
湯湯 作
髙野素子 訳
平澤朋子 絵
あかね書房

 

  • 小学生のトゥートゥルは、村のみんなからこわがられている藍ばあさんからお話をきかせてもらうようになります。藍ばあさんが語るのは、泣き虫で心やさしい水の精のお話。水の精は、かれた湖の水が再び満ちるのを100年以上もまっているといいますが…。語り部・湯湯が現代版「聊斎志異」ともいえる切なく深い物語を紡ぎます。小さな村を舞台に、少女トゥートゥルがふしぎな友だちと織りなす中国うまれのファンタジー、第3弾!(出版社HPより)

 
 

 

 
かわいいセット箱もできました!

 

2020.2.22

「そもそもオリンピック」出版記念イベントのお知らせ


 

 
 

 
 
現在昼の部と夜の部をあわせた参加申し込みは90人弱。
まだ若干余裕があります。
 
以下、新型肺炎対策をおこなったうえで、イベントは予定どおりおこないます。
 
 
・受付にアルコール設置
・トイレとキッチンにハンドソープ(泡で出てくるタイプ)を設置
・定期的な換気(ベランダがあり、風は通ります)
・マスクの着用
・お金の扱う人は白手袋を使用 

 

2020.2.22

「図書館のふしぎな時間」書評掲載


2019年10月発行の「図書館のふしぎな時間」の書評が、
児童図書館研究会の機関誌「こどもの図書館 Vol.67」に掲載されました。
 
 

 

 
 
 

 

 

2020.2.22

「民俗学者・野本寛一 まなびの旅」書評掲載


2019年3月発行の『民俗学者・野本寛一 まなびの旅』の書評が、
「民族文化 31号」に掲載されました。
 
 

 

 
 
 

 
 
 
 
 
 
 

 

 

2020.1.13

本年もよろしくお願いいたします