2022.12.17
新刊のお知らせ
新刊を2冊ご紹介します。
1冊目は『絵で旅する国境』です。
世界には山や海、川で区切られた国境もあれば、陸地で複雑に仕切られた国境があります。人が決める国境は人々の暮らしに大きな影響を与えます。鳥や魚は自由にこえられるけれど、人間は時として簡単にはこえられない、国境。世界中のさまざまな国境のようすを紹介した本書は、インターネットや電波で世界がひとつにつながりつつある現在、あるべき国境のすがたとはなにかを考えさせてくれます。大胆な構図と細やかな筆致で描かれた美しいイラストが、世界の国境をめぐる旅へといざなうユニークな絵本は、韓国の作家・画家コンビが6年の歳月をかけて作り上げた力作です。
2冊目は『ビジュアル解説!世界の探知犬図鑑』です。
「イヌの嗅覚」という、もっとも原始的な自然のいとなみ以上のものを、人間はまだつくりだすことができません。空港では、旅客のスーツケースのあいだを動きまわり、においをかいでいるイヌたちのすがたが見みられます。訓練された探知犬です。麻薬探知犬・警察犬・災害救助犬・がん探知犬など、わたしたちの生活に欠かせない、それでいてあまり知ることのない「探知犬」の世界を、豊富な写真とイラストでわかりやすく解説します。
(出版社HPより引用)
2022.11.19
『留岡幸助と自立支援』の書評が掲載されました
都政新報(2022年10月18日)と北海道新聞(2022年10月30日)に、
『留岡幸助と自立支援』の書評が掲載されました。
留岡幸助は、明治から昭和にかけて活躍した社会事業家です。家庭や社会からはじきだされた子どもの教育のために「家庭学校」をつくり、自然のなかでの家庭的な生活を通して独立自営のできる人間を育てました。「すてるべき人間はひとりもいない」という信念のもと、社会福祉に力をそそいだその生涯を幸助自身が語ります。
2022.11.19
新刊のお知らせ
新刊をご紹介します。
「日本の伝記 知のパイオニア」第2回より『荻野吟子とジェンダー平等』です
荻野吟子は、明治時代、近代医師養成制度のもとで試験に合格して医師になった最初の女性です。さまざまな困難を乗りこえ、14年もかけてその道をきりひらきました。キリスト教とであって、社会活動にも力を注ぐようになりました。かたい信念のもと、苦しむ人びとに寄りそいつづけたその生涯を吟子自身が語ります。
2022.10.22
『今西錦司と自然』の書評が掲載されました
AERA 2022年10月24日号にて、
『今西錦司と自然』の書評が掲載されました。
https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=23836
今西錦司は、明治時代の京都に生まれ、平成にかけて活躍した生態学者で、登山家、探検家、そして日本の霊長類学のパイオニアです。自然が好きで、生物の生態、種、社会に興味をもち、多くの業績を残しました。「すみわけ」を発見し「自然学」を唱えた今西が、自然とは何かを追究しつづけた生涯を、自ら語ります。
(出版社HPより引用)
2022.10.22
新刊のお知らせ
10月の新刊をご紹介します。
『10代のうちに知っておきたい政治のこと』です。
「政治」と聞いて、自分には関係ない、政治家がするものだと考える子どもは多いだろう。本書では、家庭や学校、クラブなどで起こる問題を解決するために、実はだれもが政治をおこなっていることから説明し、地域や国の政治へと話を広げていく。政治とはなにか、なにができて、なにが大切なのか、10代の子どもたちが選挙権を手にする前に知っておいてほしいことをしっかり網羅し、豊富なイラストとともにわかりやすく伝える一冊。
(出版社HPより引用)
2022.9.17
新刊のお知らせ
新刊を3冊ご紹介します。
まずは動物あずかりやシリーズ2冊目『こわがり子ネコのほしいもの』です。
保護動物のあずかりボランティアをしている少女カイタとその家族を描く「動物あずかりや」シリーズ。第2巻では5匹の子ネコがやってくる。カイタは熱心に世話をするが、気がかりなのは臆病な子ネコ、ボタンのこと。兄弟ネコがつぎつぎもらわれていくなか、ボタンをほしいという人はなかなか現れない。そんなボタンは、カイタの大事なベビー毛布にくるまれると安心するようで……。少女の成長と動物との交流を温かく描いた物語。
(出版社HPより引用)
続いて「日本の伝記 知のパイオニア」第2回より『留岡幸助と自立支援』です
留岡幸助は、明治から昭和にかけて活躍した社会事業家です。家庭や社会からはじきだされた子どもの教育のために「家庭学校」をつくり、自然のなかでの家庭的な生活を通して独立自営のできる人間を育てました。「すてるべき人間はひとりもいない」という信念のもと、社会福祉に力をそそいだその生涯を幸助自身が語ります。
最後に『じぶんのきもち みんなのきもち』です。
チィン・レン 絵
おおつかのりこ 訳
あかね書房
転校初日に男か女かきかれた女の子が「どっちでも いいじゃん!」というと、子どもたちが集まってきて、自分がきかれたくないこと、きいてほしいことをつぎつぎと口にする。その内容はさまざまだが、共通しているのは、自分を知ってほしいという気持ち。シンプルなことばとやさしいタッチの絵で子どもたちの思いを描いて、多様性が謳われる現代にひとりひとりを尊重するとはどういうことかを問いかける絵本。
(出版社HPより引用)
2022.8.20
「海の生きもののモビールをつくろう」ワークショップが開催されました
2022年8月16日(火)に新座市立中央図書館にて、
「海の生きもののモビールをつくろう」ワークショップが開催されました。
講師は
『つくろう! あそぼう! かたちともよう』
『つくろう! あそぼう! ひかりとかげ』
の作者むらかみひとみさんです。
『つくろう! あそぼう! ひかりとかげ』
むらかみひとみ 作
玉川大学出版部
ワークショップのようすをご紹介します。
むらかみひとみ 作
玉川大学出版部
2022.8.20
夏の科学遊び講座「空気ってどんなもの? 紙コップを飛ばそう!」が開催されました
2022年8月5日(金)に新座市立中央図書館にて、
夏の科学遊び講座「空気ってどんなもの? 紙コップを飛ばそう!」
が開催されました。
講師は昨年に引き続き 「子ども免疫ガイド」シリーズ の原田佐和子さんです。
2022.8.20
新刊のお知らせ
新刊をご紹介します。
中国少年文学館シリーズより『山羊は天国草を食べない』です。
親方のボンさんについて兄弟子の黒カンとともに大きな町に出稼ぎにやってきた大工見習いのミンズ。郷里の村とはちがった都会での生活は3人にとっては厳しいものだった。親方ともそりが合わなかったり、寝小便のくせをもっていたり、自分自身にも不満をかかえるミンズだが、町で孤児のガー公や足の不自由な少女・紫薇と出会う。国際アンデルセン賞作家・曹文軒が丁寧に描き出す、貧しいながらも強かに生き抜くひとりの少年の物語。
2022.7.23
『感染症と人類の歴史』が第24回学校図書館出版賞を受賞しました
出版社HP:『感染症と人類の歴史』が第24回学校図書館出版賞を受賞しました!
【第24回「学校図書館出版賞」選考報告より引用】
感染症の広がりの原因や治療法、予防法を歴史に沿って解説し、公衆衛生の重要性を伝える。わかりやすい表や地図により感染症の正しい理解が得られる好企画である。
2022.7.23
『体育がある』が第55回夏休みの本(緑陰図書)に選定されました
村中李衣さんの『体育がある』が、第55回夏休みの本(緑陰図書)小学校中学年部門に選定されました。
4年生のあこは体育が苦手。ママの熱心すぎるサポートも負担だ。そんなとき、ありのままのあこを受け入れてくれるばあばがやってきて――。体育をめぐって自分にむきあい成長していく少女を、ユーモアたっぷりに描いた物語。
(出版社HPより引用)
2022.7.23
新刊のお知らせ
新刊を4冊ご紹介します。
まずは2022年5月刊行の、動物あずかりやシリーズ1冊目『やんちゃ犬 おおさわぎ!』です。
カイタは動物がすきな8歳の女の子。「動物あずかりや」として保護動物を一時的に受け入れることになり、犬のトルーマンがやってきた。やんちゃなトルーマンの世話は思った以上に大変。にぎやかな毎日をおくるうちに、カイタはトルーマンのことが大すきになった。けれど、トルーマンに一生の家が見つかれば、お別れしなければならなくて……。動物のあずかりボランティアをとおして成長する女の子を温かく描いたシリーズ第1弾。
(出版社HPより引用)
続いて「日本の伝記 知のパイオニア」第2回より、
2022年6月刊行の『柳宗悦と美』、
2022年8月刊行の『今西錦司と自然』です。
今西錦司は、明治時代の京都に生まれ、平成にかけて活躍した生態学者で、登山家、探検家、そして日本の霊長類学のパイオニアです。自然が好きで、生物の生態、種、社会に興味をもち、多くの業績を残しました。「すみわけ」を発見し「自然学」を唱えた今西が、自然とは何かを追究しつづけた生涯を、自ら語ります。
(出版社HPより引用)
最後に、2022年6月刊行の『グレイッシュ』です。
中学2年のみゆるは、家族3人庭ですごすのがなにより幸せだった。でも、とうさんの仕事がなくなってから、家族はだんだんおかしくなっていく。とうさんはかあさんにあたるし、かあさんはみゆるに無関心になった。家族を元通りにしたいという願いをもって、みゆるはひとり、おばあちゃんの家に向かう……。幼虫からさなぎ、そしてチョウへ。ヤマトシジミの成長になぞらえて、少女が希望を見つけだすまでの軌跡を描いた感動の物語。
(出版社HPより引用)
2022.7.23
本作り空スタッフ、児童書翻訳デビュー!
本作り空スタッフくまがいじゅんこが、児童書翻訳デビューしました。
カイタは動物がすきな8歳の女の子。「動物あずかりや」として保護動物を一時的に受け入れることになり、犬のトルーマンがやってきた。やんちゃなトルーマンの世話は思った以上に大変。にぎやかな毎日をおくるうちに、カイタはトルーマンのことが大すきになった。けれど、トルーマンに一生の家が見つかれば、お別れしなければならなくて……。動物のあずかりボランティアをとおして成長する女の子を温かく描いたシリーズ第1弾。
(出版社HPより引用)
2022.5.28
『チョコレートタッチ』が課題図書に選定されました
『チョコレートタッチ』が、第68回青少年読書感想文全国コンクール「課題図書」小学校中学年の部に選定されました。
佐藤淑子 訳
伊津野果地 絵
【選定理由】
「いい子」ではない主人公に親しみ、子どもたちは自分に引き寄せながら物語を読める。表紙デザインは手に取りやすく、これから読む物語への期待を高めている。
(HPより引用)
https://www.dokusyokansoubun.jp/books.html
ジョンはおかしが大好き。ごはんは残しておかしばかり食べるので、両親も困っています。ある日、ひょんなことから口にふれたものすべてをチョコレートに変える力「チョコレートタッチ」を手に入れたジョン。最初は大喜びでしたが、だんだん困ったことになってきて、ついに大変な事態に! ジョンは「チョコレートタッチ」の力をなくすことができるのでしょうか? チョコレート好きな子どもたちに届けたい、ちょっとふしぎな物語。
(出版社HPより引用)
2022.5.28
『岡倉天心と思想』が児童福祉文化賞推薦作品に
選定されました
厚生労働省の児童福祉文化賞推薦作品に、シリーズ「日本の伝記 知のパイオニア」の『岡倉天心と思想』が選定されました。
★作品の特徴★
本作は教科書に登場するも、子ども向けの伝記や学習マンガの刊行が少ない偉人にスポットをあてています。
近代から現代の日本の地のパイオニア12名の生い立ちと功績を解説したシリーズ「日本の伝記 知のパイオニア」の1作品です。
2021年刊行(岡倉天心・寺田寅彦・宮本常一・田中久重)
2022年刊行予定(柳宗悦・荻野吟子・今西錦司・留岡幸介)
2023年刊行予定(小泉八雲・平塚らいてう・岡本太郎・牧野富太郎)
(パンフレットより引用)
令和4年度「児童福祉文化賞」受賞作品の決定のお知らせ
https://www.jidoukan.or.jp/info/news/b62967e8897d
児童福祉文化賞とは
児童福祉文化財の製作関係者の意欲の向上と児童福祉の増進を目指し、出版物、舞台芸術、映像・メディア等の3部門において優れた児童福祉文化財を褒章することとしています。
(HPより引用)
岡倉天心は明治時代に日本初の美術学校をつくりました。貿易商の家に生まれ、子どものころから外国語の中で育ち英語の読み書きができました。西洋文化を理解した上で、インド、中国、日本の東洋文化の追及に励み、代表作『茶の本』を英語で書きました。外国で多くの人々に読まれ、西洋人に日本文化が知られるきっかけを作りました。
(出版社HPより引用)
2022.4.23
新刊のお知らせ
2022年4月の新刊をご紹介します。
「世界のむかしのおはなし」シリーズの最後を飾るのは、アフリカのおはなしです。
斎藤隆夫 絵
玉川大学出版部
ノウサギの家があるとき「強くて勇敢な戦士」に乗っ取られてしまいました。困ったノウサギは、仲間のジャッカルやヒョウらに家を取り戻してほしいと頼みますが、みな怖気づいて逃げてしまい…。そこに一匹のカエルが現れ、大活躍。「強そうな」正体がわかってみんなで大笑い。マサイに伝わる昔話を日本画の繊細な色彩で描いた絵本。
(出版社HPより引用)
2022.3.26
新刊のお知らせ
2022年3月の新刊2冊をご紹介します。
1冊目は『わたしのかぞく みんなのかぞく』です。
「みんなのかぞくについてとっておきのことをはなしてね」と先生にたずねられ「うちの かぞくは ほかと ちがうから」と黙ってしまう“わたし”。でもクラスメイトは自分の家族を得意げに語ります。みんなの話を聞いてどんな家族のかたちがあってもいいと知った“わたし”も自分の家族について話す勇気が湧いてきて…。家族にも多様性があることを子どもの語りでユーモラスに表現。読者に勇気と気づきをあたえてくれる絵本。
(出版社HPより引用)
2冊目は『免疫いいこと・わるいこと』(子ども免疫ガイド 第3巻)です。
原田佐和子 文
坂口美佳子 文
のだよしこ 絵
フレーベル館
からだを守るはずの免疫が、とつぜん自分を攻撃するのがアレルギー反応です。どうして起こるのかを説明します。また、ほかの免疫にかかわる病気や、免疫のしくみを病気の治療に役立てる研究などを紹介します。
(出版社HPより引用)
2022.2.26
新刊のお知らせ
2022年2月の新刊、「世界のむかしのおはなし」シリーズ2冊をご紹介します。
1冊目は『ポチャッ ポチョッ イソップ』です。
平和な日常に飽き足りないカエルたちは「つよい おうさまを ください」と天の神に祈ります。そこで与えられたのは急ごしらえの丸太。うんともすんともしない丸太では王様にはならないと考えて、もう一度、神様にお願いします。二度目に現れたのは…。イソップ再話で描く、現代に響く、与えられ管理された「自由」へのアンチテーゼ。
(出版社HPより引用)
2冊目は『火をぬすんだウサギ』です。
パブロ・ピシック 絵
玉川大学出版部
むかしむかし、ジャガーがたいせつな火をひとり占めしていました。どんなに頼んでもジャガーは火を分けてくれません。万策尽きて、困り果てた動物たちのなかから「ぼくがいくよ」とウサギが名乗り出て……。アルゼンチン北部の少数民族ウィチーに伝わる、助け合って生きることの知恵と勇気のお話をユーモラスにいきいきと描く。
(出版社HPより引用)
2022.1.22
新刊のお知らせ
2022年1月の新刊『強い免疫・弱い免疫』(子ども免疫ガイド 第2巻)をご紹介します。
原田佐和子 文
坂口美佳子 文
のだよしこ 絵
フレーベル館
ヒトの免疫は生まれたときはまだ弱く、成長するなかで、感染症にかかるごとにだんだん強くなっていきます。強くなるしくみ、予防接種やワクチン、集団免疫のことなどを説明しています。
(出版社HPより引用)