書 名 | 奴隷制 |
副 題 | |
シリーズ名 | わたしたちの権利の物語 |
編著者・訳者 | キャサリン・チェンバーズ 文 / 杉木志帆 日本語版監修 / 松本有希子 訳 |
画 家 | トビー・ニューサム 絵 |
出版社 | 文研出版 |
出版年月 | 2023年12月 |
対 象 | 小学校中学年から |
ジャンル | |
体 裁 | 240mm×240mm・上製 /32ページ/4C |
内 容 | すべての人が生まれながらにしてもつべき権利について、わかりやすく解説した絵本シリーズ(全6巻)。自由や平等を手にするために人びとはどのような行動をとり、どのように闘ってきたのか。各巻テーマにそって、歴史上の重要なできごとや進展のために力を尽くした人びとの活動をとりあげ、その長いたたかいと、現在の状況までを伝えます。第5巻となる本書では、奴隷制をとりあげます。まずは古代・中世ヨーロッパにおける奴隷の歴史をたどっていきます。そして、コロンブスの大西洋横断を機にはじまった奴隷貿易とその後400年あまり続くこととなった奴隷制度、その廃止のために奮闘したハリエット・タブマンをはじめとする人びとと「地下鉄道」の活動等を紹介していきます。19世紀になると、各国はつぎつぎに奴隷制を廃止しました。ですが本書はそこで話を終わりにしません。奴隷制は形を変え、世界中で現在も続いていることまで言及します。わたしたちが日々食べたり使ったりしているものを作ったり運んだりしているのは、人身取引などで奴隷状態にひきこまれた人びとかもしれない。そのことに本書は気づかせてくれます。奴隷制はむかし外国であったこと、もう終わったことだと思っている日本の子どもたちが、現代の奴隷労働について知り、考えるきっかけにもなるでしょう。 |
MEMO | |
仕事内容 | │企画│執筆|翻訳|編集│制作│整理│校正│装丁│その他│ |
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